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令和元年度地域別最低賃金額　答申状況をお知らせします。

愛媛県790円、高知県790円

愛媛県は2019年10月1日、高知県は10月5日発行予定です。前年度より愛媛県は26円、高知県は28円のアップです。

因みに全国No.1は、もちろん東京都で1,013円、続いて神奈川県1,011円、大阪府964円となっています。

最低賃金制度とは、最低賃金法に基づき国が賃金の最低限度を定め、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を支払わなければならないとする制度です。仮に最低賃金額より低い賃金を労働者、使用者双方の合意の上で定めても、それは法律によって無効とされ、最低賃金額と同額の定めをしたものとされます。したがって、最低賃金未満の賃金しか支払わなかった場合には、最低賃金額との差額を支払わなくてはなりません。また、地域別最低賃金額以上の賃金額を支払わない場合には、最低賃金法に罰則（５０万円以下の罰金）が定められ、特定（産業別）最低賃金額以上の賃金額を支払わない場合には、労働基準法に罰則（３０万円以下の罰金）が定められています。

 

愛媛県・高知県の最低賃金推移をご覧ください。

経営者さまにとりましては、毎年この時期に発表される最低賃金は経営を圧迫しかねない、重要な問題だと思います。しかし、労働者さまにとっては収入が増えるチャンスです。自分にあったお仕事を見つけ、頑張って働きましょう！