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LIFE 2023.11.21 (火)

近づく2024年問題

近づく2024年問題

いよいよ迎える2024年問題。
来年4月1日からトラックドライバーの年間の時間外労働時間(残業時間)の上限が、
960時間までに規制される
ことによって生じる様々な問題が以前からニュース等で取り上げられてきました。

労働時間が減少するということは、1人のトラックドライバーが1日で運ぶ荷物の量が減ることになるため、運送会社としては配送運賃を上げなければ売上が減ってしまうことになります。
しかしユーザーの利用控えを考えると、例え数十円でも運賃の値上げはそうそう簡単なことではなく、
慢性的なドライバー不足の運送業界の経営は更に困難になる事は想像に難しくありません。

様々な物価も運賃上昇による商品価格への転嫁が始まり、私たち消費者の負担が増えることも避けられません。もちちろん業界ドライバーの方は労働時間が短くなることで、走行距離・稼働時間が短くなり、残業代も減ってしまうため給与も減少してしまいます。給料が下がれば離職するドライバーも増え、ただでさえドライバー不足の中さらに拍車がかかる事も予想されています。

以前はあまり自身に大きな影響はないように思えた2024年問題ですが、
「ドライバーの賃金減少」「ドライバーの離職」「運送会社の利益減少」
「運賃上昇によるサービス・商品への価格転嫁」
などなど、
ネット通販をそこそこ利用する私としては結構心配になってきています…。