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LIFE 2022.04.25 (月)

年金手帳から基礎年金番号通知書へ

年金手帳から基礎年金番号通知書へ

新年度が始まる2022年4月から、様々な年金に関する法改正が実施されましたが、
その中のひとつとして年金手帳の廃止があります。
そもそも年金手帳とは、国民年金被保険者になった月に受け取る年金手帳で
あの青い手帳です。(※1974~96年に発行されたものはオレンジ)
基礎年金番号、国民年金の種別、厚生年金保険の加入・脱退記録など
将来年金を受け取るための重要な情報が記載されています。
それが2022年4月以降の発行からは、横85mm×縦54mmでクレジットカードとほぼ同じ大きさの、
基礎年金番号などが記載された「基礎年金番号通知書」となります。


既に年金手帳をお持ちの方は、4月1日以降も現在お待ちの年金手帳で基礎年金番号を
明らかにすることができる書類ですので今後も大切に保管してください。
もし手帳を紛失や破損して再発行の手続きをした場合、
手帳の再交付はなく「基礎年金番号通知書」として再交付される事になります。

では次に自分の年金情報はどうやって確認するのか?
それは毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」です。
直近35歳・45歳・59歳の節目の年には封書で、それ以外の年ははがきで送付されます。
はがきを紛失してしまってわからない人は、
PCやスマホから「ねんきんネット」にアクセスすれば、いつでも確認をすることができます。
その際必要なのが「基礎年金番号」になります。

マイナンバーの登場により、その役割を終えた年金手帳。
手帳をすでに交付されている人は引き続き利用はできますが、
今後は「基礎年金番号通知書」が代わりとなります。
基礎年金番号は将来年金を受け取るための大事な番号。
日本年金機構に連絡をしても、電話やメールでは教えてもらえず、
確認をするためには書類でのやりとりが必要となることもあるので、
手帳や今後交付される通知書は大切に保管をしておきましょう。