INFO 2021.09.21 (火)
正社員の仕事探しで重視するポイントは?
正社員の仕事探しで重視するポイントは?
今回は、ディップ株式会社がインターネット調査をしたレポートを参考に、正社員のお仕事探しで重視するポイントをご紹介いたします。
https://www.baitoru.com/dipsouken/(資料:ディップ総合研究所 引用)
まず、第1位は「給与」です。
「現在よりも年収が高い場合に検討できる」54.4%、「現在と同程度の年収であれば検討できる」31.7%、「現在よりも年収が低くても検討できる」13.9%となっています。 半数以上が現在よりも高い年収の場合に検討できると回答しており、仕事探しの際は5割以上の方が現在よりも高い年収の仕事を検討されているようです。
ちなみに「今後仕事探しをする際に希望する年収」では、ほとんどのエリアで400万~500万円を希望している一方で、中国・四国、九州・沖縄エリアでは300万~400万円を希望する割合が高くなっています。
その他の項目としては、「希望する給与の条件」は「賞与あり」が7割弱。「固定給であること」を5割が選択しています。一方で「歩合給あり」は7.6%となっています。 歩合給制は努力の成果が給与に直結するため、モチベーションにつながりやすいのが特徴ですが、毎月の収入が安定する固定給制を希望する人の方が多いようです。
第2位は「仕事内容」です。
正社員の回答の4割弱の方が「希望する仕事内容の条件」の1位として「やりがいがある、人に感謝されること」を挙げました。募集の際に仕事内容についての記載が簡易的で内容が薄いと、イメージがしづらく、他社との差もつきづらくなってしまいます。 求職者目線に立ち、なるべく詳細に記載するように心がけるのが良いと思います。 また、上記にもあるような「やりがいに感じること」や「仕事の進め方」などの情報も一緒に盛り込むと、仕事についてより伝わりやすくなりそうです。
第3位は「勤務地」です。
1位「駅から近い」41.8%、2位「乗り換えが少ない」35.4%、は南関東や関西で非常に重視されていることがわかりました。 一方で、それ以外のエリアに関しては「車・バイク通勤ができる」を希望している割合が高く、5割が選択しています。中国・四国エリアでは許容できる通勤時間の上限は、「20分~30分未満」が29.9%と最も多くなっています。
最後に「希望する募集資格や選考フローの特徴」では、「職種未経験OK」26.0%、「業界未経験OK」25.2%が最上位に挙げられました。 仕事探しの際には現在と同じ職種や業界だけではなく、未経験の職種や業界も含めて探すことがわかります。
次いで、「内定までの期間が短い」「面接回数が少ない」という回答も挙がっており、就業しながら仕事を探すことも想定すると、できるだけ短期間で合否が出るなど、短いステップの選考が好まれそうです。
正社員を募集する際に、訴求ポイントの検討や広告表記の見直しなど、今後の採用活動にお役立てください。