LIFE 2019.09.10 (火)
カエルは祈り、チーズを食べた
カエルは祈り、チーズを食べた
問題が起こったとき、その問題が「分かっていたこと」か、それとも「予想がつかなかったこと」か、そのどちらであるかを考えると、解決までの労力が軽くて済むようです。
これは有名な「ゆでガエル理論」の
カエルをいきなり熱湯に入れると、熱くて飛び出すが、
水に入れてゆっくり温度を上げていくと、
カエルは茹で上がって死んでしまう。
という話が参考になります。
でもこれ、誰か試したことあるんですかね?いくらカエルでも、熱湯に入れたらそのまま茹で上がると思うし、ゆっくりでも温度が上がれば逃げると思うんですけども・・・。
ともあれこの話の言わんとするところは、温度変化に対する「感度」だと思います。問題をどの時点で「問題」と認識し、対処するかということですね。
次にその問題が「自分の努力で解決できること」か、それとも「自分の努力では解決できないこと」か、そのどちらであるかを考えると、何に注力すべきか分かるようです。
これも有名な「ラインホールド・ニーバーの祈り」にある
主よ、
変えることのできないものは、それを素直に受け容れられる心の静けさを、
変えることのできるものは、それを変える勇気を、
そして、変えられるものと変えられないものを見分ける知恵を、
我に与えたまえ。
の言葉が参考になります。
変えられることに努力せず、変えられないことに執着していると、本当にしんどい・・・。「嫌われる勇気」のアドラー心理学にも出てくる「課題の分離」です。解決できること(変えられるもの)は、主に自分のこと。解決できないこと(変えられないもの)は、それ以外。自分の問題に力を集中すると、解決も早くていいですね。
最後に、問題を解決するため参考になる、とても有名な話があります。
それは「チーズはどこへ消えた(スペンサー・ジョンソン)」というお話しです。
これは「変化を恐れないこと」についてとても分かりやすく書いており、日本でもベストセラーとなっています。本はamazonで買えますし、youtubeでもたくさんの動画が上がっており、多くのブロガーがリンクを貼っています。例えばこんな動画。
【10分で分かる】チーズはどこへ消えた?
問題をどの時点で認識するか。それは自分の解決できる問題か。それが「自分の課題」なら、勇気をもって解決にあたること。
(文/近衛兵)