INFO 2018.11.27 (火)
派遣社員の実稼働者総数は前年同期比102.7%–労働者派遣事業統計(JASSA)
派遣社員の実稼働者総数は前年同期比102.7%–労働者派遣事業統計(JASSA)
一般社団法人 日本人材派遣協会は、主要会員の協力により、全国10地域において四半期毎に実稼働者数の統計調査を取りまとめています。
この度、2018年7~9月期(第3四半期)の集計結果を取りまとめ、公表致しました。
調査協力会員事業所数:514
◆派遣社員の実稼働者総数(四半期平均)は、前年同期よりも9,205人増加の353,062人(前年同期比102.7%)となり、2013年第3四半期(7月~9月期)の100.4%以降、21四半期連続で対前年同期比が100%を超えました。
◆全ての地域で実稼働者数(四半期平均)が前年を上回り、最も前年同期比が高かった「北陸地域(前年同期比106.5%)」は、8四半期連続で105.0%を超えており継続して増加傾向にある。また、「北関東・甲信地域」の実稼働者数(四半期平均)17,843人は、第2四半期に引き続き調査開始以来の最多人数を更新しました。
◆業務別の実稼働者数(四半期平均)は、「貿易(前年同期比139.8%)」と「一般事務(同113.4%)」が高い伸びとなっており、「製造(同101.6%)」は2013年第4四半期(10月~12月期)から20四半期連続のプラスとなりました。一方で、「営業(同95.5%)」は5四半期ぶりにマイナスに転じている。また、「財務(同80.3%)」は2015年第4四半期(10月~12月期)から12四半期連続、「販売(同90.5%)」は2016年第4四半期(10月~12月期)から8四半期連続のマイナスとなりました。
このように、派遣社員として働く人は年々増加傾向にあります。時代は働き方の多様化・ライフワーク重視の生活といった方向へとシフトしています。私どもは、企業側と求職者側のニーズに応え、ベストマッチできる情報を発信し続けていきたいと思います。