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INFO LIFE 2020.10.05 (月)

有効求人倍率とは

有効求人倍率とは

厚生労働省が発表した8月の有効求人倍率は1.04倍で前月から0.04ポイント低下しました。6年7カ月ぶりの低水準となり、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた雇用情勢の厳しさが続いています。

そもそも有効求人倍率とは仕事を探す人1人に対し、何件の求人があるかを示しています。これは「就職のしやすさ」の目安になる指標です。例えば、求職者100人に対して求人が200件あるときは、有効求人倍率2.0倍となります。多くの企業が積極的に求人募集をしているときは、有効求人倍率は1を上回り、数値が大きいほど「就職しやすい」傾向にあります。

では、現在の有効求人倍率を見てみましょう。最新の発表では1.04倍となっています。例えで言うと求職者100人に対して求人が104件あるということを示しています。2019年度の有効求人倍率1.55倍と高い水準でしたが、新型コロナウイルスの影響により、休業したり採用を絞ったりしている企業が出ていると推測できます。有効求人倍率は、景気とほぼ一致して動きます。そのため、景気の動向を知るための指標にもなります。

有効求人倍率は、転職活動を進めていく中で目にする機会がある言葉です。有効求人倍率が「1」を超えている時は、求職者よりも求人数が多く、企業にとって働き手が不足している状態です。

転職のタイミングを検討するときは有効求人倍率も参考にしてみてはいかがでしょうか?