愛媛版 Vol.1447
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正 社 員雇用形態について試用期間派遣社員パ ー トアルバイト契約社員業務委託給与形態について固定給完全歩合給フルコミッション固定給+歩合給インセンティブしっかり情報を収集して自分にあうスタイルを探す求人広告の読み方転職先の情報収集よりベストな転職先を見つけるためには、事前の情報収集が肝心です。求人誌はもちろん、就職や業界に関する雑誌や新聞などにも目を通しておきましょう。さらに、友人、知人を通して、生の声を聞くのも有効な手段の一つです。求人広告に明記された雇用形態や給与形態などの違いもしっかり把握して、自分に合ったスタイルを選びましょう。求人広告には、募集内容や雇用条件など情報がコンパクトにまとめられています。そのため略語や雇用関係の用語なども多く使われています。疑問や不明点があれば、調べたり電話で問い合わせたりして確認しましょう。また、職場の雰囲気や、求めている人材のイメージなども求人広告では表現しているケースが多いので、ちょっとしたフレーズにも十分注意を払うようにしましょう。一般的には3ヶ月や6ヶ月間の、能力や適性を見極めるために必要とされる本採用までの期間です。法律的には「解約権が留保された労働契約の期間」と考えられています。通常の解雇よりもいくらか広い範囲で解雇の自由が認められています。ただし、解雇の際には入社後14日を過ぎていれば、30日以上前に解雇予告を受けるか、もし30日以上前までの通知がなければ解雇予告手当を受け取ることができます。  また、試用期間中に出勤状態、勤務態度、勤務成績、協調性、健康状態に関して問題がある場合や、経歴詐称があった場合には、本採用拒否の正当な理由となりますので注意しましょう。雇用期間を定めずに働く形態です。 常勤と表現されることもあります。安定的な勤務が望めます。しかし、現在の厳しい経済状況では、1ヶ月前の解雇予告により職を失うケースもあります。就業規則に添って、転勤や残業などにも対応する必要があります。雇用者である会社派遣元派遣会社と、実際に勤務する会社派遣先が異なる勤務形態です。派遣元に登録し、派遣先が決まると雇用形態を結ぶ「一般派遣」と派遣元で雇用され、勤務先が派遣先企業となる「特定派遣」の2種類に分けられます。一般的に正社員に比べて、勤務時間が短い勤務形態と言われています。1日の勤務時間が短い場合や勤務日数が少ない場合などがあります。 臨時雇用が前提とされますが、あらかじめ期間を定める場合と期間を定めずに契約を結ぶ場合とがあります。一般的に短期的な臨時雇用を前提とする勤務形態と言われています。主婦夫や学生の勤務を歓迎する場合もあります。法的に明確な定義づけをなされている訳ではありませんが、一般的に勤務時間、賃金を社員それぞれに契約する勤務形態です。契約期間は1年が多く、双方の合意があれば更新されます。社員に準ずる処遇がなされる場合が多いようです。会社に雇用されるのではなく、契約により個人事業者として報酬を得る働き方です。どんな仕事をいつまでにいくらの料金で仕上げるのか、会社と個別に契約を結ぶことになりますので、大きな責任を背負うことになりますが、それだけの権限を得ることにもなります。一定時間勤務すると一定の給与が支払われる給与システムです。「月給制」「日給制」「時給制」などがあります。給与額が固定されていることが特徴です。歩合給とは、業績や売上高に応じて給料が支払われる給与形態の一つのことで、完全歩合給とは、給与をもらえる保証がなく、全て業績や売上高によって報酬が支払われる給与システムです。主に業務委託契約者や営業職、タクシードライバー、保険の外交員といった職種に多く見られます。成果と収入が連動するため、やりがいは十分です。一定の収入を確保する「固定給保証給」に、売上高や契約高などの業績によって収入がアップする「歩合給」をプラスした複合型の給与システムです。毎月の収入は変動しますが、がんばった成績の分だけ給与に反映されますので、やりがいのある給与形態です。業務の成果や実績に応じて給料や賞与などを変動させる給与システムです。「売り上げの数%をボーナスに上乗せ」や「目標額を超えたら特別賞与」といったように、主に賞与を対象に賃金を変動させることが一般的です。従業員のやる気を促すことによって、収益の増大を図り会社の利益を上げることを目的としています。       /()        ()   () ) ( () 42ZAURUS CHECK③

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