人材派遣は、アメリカが最初に導入した新しい雇用形態で、日本では1986年の労働者派遣法により認められました。新しいワークスタイルですが、現在では、企業側の需要も増えて、数多くの方が活躍されています。

派遣の仕組み

人材派遣は、派遣スタッフ(労働者)、人材派遣会社(派遣元)、派遣先企業(就労先企業)の3社関係によって成立しています。

派遣スタッフは人材派遣会社(派遣元)との雇用の関係になり、就労先である各派遣先企業へ派遣されます。
仕事の指示は、派遣先企業により行われ、待遇、給与については、人材派遣会社(派遣元)の定められたものになります。
一般的な直接雇用の場合、雇用主と派遣先企業(就労先企業)は同じですが、派遣の場合は、雇用主と派遣先企業(就労先企業)は別になります。

人材派遣の仕組み 通常の雇用の仕組み
人材派遣の仕組み(図) 通常の雇用の仕組み(図)

一般派遣(登録型派遣)

登録した時点では、雇用の関係は成立していません。仕事を紹介してもらい、派遣先企業が決定してから雇用関係が成立します。そして派遣期間が終了すると、雇用契約は終了します。


人材派遣 Q&A

  • Q 登録費用はいるのですか?

    費用が発生するような印象がありますが、基本的に費用はかかりません。逆に登録交通費などを支給してくれる会社もあります。

  • Q 派遣スタッフは健康保険や厚生年金に加入できますか?

    基本的に、雇用契約2ヶ月を越えていれば加入できます。
    また、短期の仕事の場合でも登録された派遣会社で、長期間働く意思があるとみなされれば加入を認められる場合があります。労働時間や日数も条件の一つで、1日または1週間の所定労働時間が通常の社員の4分の3以上であることが必要です。

  • Q 派遣会社は1つしか選べないのですか?

    一人でいくつかの派遣会社に登録することも可能です。希望にあった仕事を見つける幅も広がります。

  • Q 派遣先の企業で記載の内容と違う仕事をさせられることはあるのですか?

    派遣スタッフの業務内容は、派遣契約書に記載することになっています。記載された以外の業務を行うことは、明らかに契約違反となりますので、速やかに派遣会社に連絡しましょう。但し、手が空いている場合や、本業が犯されない程度、少し手伝う程度であれば仕事上ありがちなので、臨機応変に対応しましょう。

  • Q 解雇などはあるのですか?

    派遣先企業が解雇することは法律上ありえません。
    派遣スタッフは派遣会社との雇用関係が成立していますので、派遣先企業が解雇はできません。そのようなことが万が一あれば、派遣会社が派遣先企業に様々なことを交渉してくれますので相談してみましょう。
    ただし、無断欠勤や遅刻などが続き業務を遂行していない場合は注意されますので、責任を持って取り組みましょう。

  • Q 社員にはなれないのですか?

    派遣期間満了時であれば問題はありませんが、派遣期間中であれば派遣会社との契約がある為、社員にはなれません。
    ただし、どうしてもという場合については、派遣会社、派遣先企業、派遣スタッフ合意の上、途中解約という形で正社員になることもあります。

  • Q 有給休暇などはありますか?

    6ヶ月以上継続して働き、全労働日の8割以上出勤していれば、有給休暇を取得することができます。有給休暇の場合、派遣先会社だけでなく派遣会社にも連絡をしておきましょう。


人材派遣会社の活用法

  • スキルアップを目指す
    複数の会社で働くことができるので、知識・経験が積めます。また研修制度や教育体制が整っている場合が多いので、資格取得などのメリットもあります。
  • 収入アップ
    派遣の場合、基本的に時給制である為、あまり高収入を望めないと思われますが、それぞれの時給が高く、そして自分のスキルが上がれば、それ以上の高収入も望めます。
  • 未経験の仕事を経験
    未経験などの業種でも研修制度により、経験を積み、いろんな仕事をすることができます。また、様々な経験の基で、自分にどんな職種が向いているかの判断もしやすくなります。
  • 自由な時間
    様々な仕事があるので、自分の都合にあった勤務スタイルで働くことも可能です。
  • 仕事が見つかりやすい
    なかなか仕事が見つかりにくい場合でも、登録しておけば、希望にあった仕事を紹介してもらえます。

※ 派遣会社により研修制度、福利厚生、フォロー体制、時給など様々なので自分にあった派遣会社を選びましょう。
  詳細は、直接、お問い合わせください。


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